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ジュニアの運動能力開発

 今週から始まりました。

 初回はジュニアクラスと一般クラス。どちらもはじめての方向けです。

 初回は会場の都合があり、キッズは来週からのスタートです。

 コート1面の広さは確保できない広さで練習環境は決して恵まれているとは言えませんが、それでもやりたい人がいる限り、やれることやっていきます!

 これは私のチャレンジでもあるのです。


 さて、今日は、子供の運動能力開発について。

 ジュニアの指導をしているとよく耳にする親御さんの言葉「コーチ、うちの子センスなくて…」と。

 お母さん、それって誰かと比べての話ではありませんか?

 子供の運動能力は生まれ持ったものももちろん関係していますが、それだけではなく、経験値でグングン伸びていきます。

 現状の経験値や獲得した運動能力には個人差があり、できる子とできない子がいるのも当然なんです。

 センスは何もせず身に付いているのではなくて、遊びや運動の中で磨かれていくものなんですよ。

 そして、「うちの子はあの子やこの子ができていることができない。」という親御さんの気持ちは、お子さんが敏感に察しています。

 だから、期待に応えようと「あの子よりできるように」「この子に追いつけるように」というのがお子さんの目標になってしまいます。

 たとえ、その子に追いついても上には上がいますから、いつも誰かを見て自分を卑下してしまう。「人と比べて自分がどうか」ってことがその子の足枷となり、運動がずーっと苦しい体験になってしまうんです。

 そうすると、運動自体が楽しめなくなり、いつしか体を動かすことが嫌いになる。

 結果、運動能力開発が遅れるという悪循環にも繋がってしまいます。

 お子様の発達をよくよく、よ〜く見てください。

 前回できなかったことができるようになっているじゃないですか。

 子供達の伸び代は私にも親御さんにもわかりません。

 どこまでも伸びる可能性を秘めています。

 比べるのは他人じゃなくて、昨日の自分。

 もしも、今日、ここに来ないで家でゴロゴロと動画を見て、ゲームをしていたかもしれないお子様と、ここに来て真剣に走ってボールを追っているお子様を比べてみてください!

…と言われても、現実的には難しいですよね。

 でもそういうことだと思います。

 「今日ここに来た」それだけで十分子供にとってはチャレンジだし、真剣に楽しんで運動することができた。そこだけでも褒めるに値することです。

 目に見えて実感できないかもしれませんが、お子様は日々成長しています。

 それが見えるかどうか、というのは親御さんにとっても試練であり、チャレンジなのかもしれませんね。


 日本人は感情や愛情を表現するのが下手とよく言われます。

 あまり褒められず、周囲と比べられ続けて成長してきた日本の大学生の自己肯定感を世界と比較すると、先進国の中では最低レベルだという研究結果を見たことがあります。

 自分の成果を試験で測ったり、他人と比べるというのは、評価するにはわかりやすくて良い方法ですが、一方で、自己肯定感を失い、自主性や自発性を失うような教育になりがちなんだな〜って思いました。


お子様の小さな成長も見逃さず、いちいち、しつこく、たくさん褒めてあげてくださいね〜。


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